性格適性検査の対策
性格適性検査の役割
個々の職種に対し、適切な性格がある程度決定します。最も分かりやすい例として、事務職と営業職を挙げます。まず、事務職では落ち着いていてミスなく作業を進められ、なおかつ持続性のある性格の人材が適しています。また、営業職では社交性があり、意欲的な性格の人材が適しています。企業が性格適性検査を行う理由は、職種に適した人材を採りたいからです。
性格適性検査の測定内容
適性検査の代表とも言えるSPI2では、性格検査で行動的側面(社会的内向性、内省性、身体活動性、持続性、慎重性)、意欲的側面(達成意欲、活動意欲)、情緒的側面(敏感性、自責性、気分性、独自性、自信性、高揚性)を測定しています。一般に、行動的側面や意欲的側面は高い方が良く(但し、社会的内向性は低い方が良い)、情緒的側面は低い方が良いと言われています。つまり、企業が一般的に求める人物像は、“社交性があり、活動的で、物事を深く考えられ、粘り強く、慎重に仕事を進められ、意欲的であり、精神的に安定している人”です。
性格適性検査は全て正直に答えるべきか。
多くのSPI問題集では、この問いに対しYESと答えています。また、問題冊子の表紙などにも、“直感的に答えることが望ましい”と書かれています。しかし、職種に適した性格や企業が求める人物像がある以上、回答をコントロールした方が有利になるはずです。ここでの目的は“問いに正直に答えること”ではなく、“企業から内定をもらうこと”のはず(多分^^)ですから。但し、回答をコントロールした場合は以下の問題点があります。
回答を大幅にコントロールしたときの問題点
まず第一に、面接で、コントロールした性格と一致するような対応をしなければなりません。多くの企業は、性格適性検査で出た結果と面接を1セットにして評価するからです。つまり、性格適性検査で、実際の性格と大幅にずれる回答をしたときには、性格をある程度作りながら面接することになります。失敗すれば、性格適性検査の信用度が下がり、その結果、あなたは嘘つきのレッテルを貼られてしまう可能性もあります。また、性格適性検査の結果は、入社試験の選考で使われますが、入社後の配属や、異動などにも使われることもあるようです。したがって、あなたが本来の性格と大幅に開きのあるような回答をしたときは、自分のカラーとは全くちがった部署に配属される可能性も上がります。
最善の方法とは?
前述の通り、あなたの目的が“企業から内定をもらうこと”であるならば、その企業のその職種にあった性格をしっかりと見定め、回答をコントロールし、なおかつ面接では、その性格に合致するような対応をすれば良いです。非常に器用な人ならばこなせるかもしれません。しかし、面接で性格を100%作り直すのは難しいですし、配属や異動にも関係するとなると、大幅に異なる回答するのは避けたいと思う人が大半なのではないかと思います。
お薦めする方法
ほぼ全ての方が、面接で、素の自分を出すことはないでしょう。好印象を持たれるために、面接対策本を買って色々と対策することと思います。そのようにしていくと、“自分の性格をベースにした理想の面接像”ができます。性格適性検査では、この“自分の性格をベースにした理想の面接像”と一致するような回答を心がけていくと良いと思います。必ずしも全て正直に答える必要はありません。
ライスケール
以下の質問は性格検査の回答の嘘の度合いを測るものです。気をつけてください。
腹を立てたことは一度もない
一度も約束を破ったことはない
一度も嘘をついたことはない
他人の悪口を言ったことは一度もない
この他にも“一度も〜〜ない”というような極端な質問にはライスケール(嘘つき度チェック問題)ではないかと疑ってください。
ライスケールであると判断した場合は、あなたが本当に一度も〜〜したことのない人であったとしても、“いいえ”を選ぶことが必要です。
