問題1(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 60秒)
問題
52枚1組のトランプから1枚が配られた。この1枚のトランプについて、次のような発言があった。
Pの発言 : 配られたカードは、ハートの5ではなかった。
Qの発言 : 配られたカードは、ハートではなかった。
Rの発言 : 配られたカードは、5のスペードであった。
P〜Rの発言は、信頼できるとは限らない。そこでいろいろな場合を想定し、以下の推論がなされた。
ア Pが正しければ、Qも必ず正しい。
イ Qが正しければ、Rも必ず正しい。
ウ Rが正しければ、Pも必ず正しい。
これらの推論のうち、必ず正しい推論を選んでいるものを次の中から選びなさい。
A ア
B イ
C ウ
D アとイ
E イとウ
F ウとア
G 全て正しい
H 全て間違っている
解説
推論を吟味する。
ア : 「ハートの5ではなかった。」としても、「ハートではなかった。」とは限らない。前者の発言からは、ハートの6や7などのパターンも考えられ、それらはハートである。よって、正しいとは限らない。
イ : 「ハートではなかった。」としても、「5のスペードであった。」とは限らない。前者の発言からは、スペードの6や7などのパターンなど他にも多くの場合が考えられ、それらは5のスペードではない。よって、正しいとは限らない。
ウ : 「5のスペードであった。」ならば、「ハートの5ではなかった。」と結論することができる。よって、必ず正しい。
したがって、必ず正しいのはウのみとなり、これを満たす選択肢はCである。
解答
問題2(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 80秒)
問題
W、X、Y、Zの商品があり、価格について次のことが分かっている。
@) W、Xの価格の平均額は、6000円である。
A) W、X、Yの価格の平均額は、5000円である。
B) WとZの価格の平均額は、8000円である。
C) W、X、Y、Zのどの商品の価格も、1000円以上である。
上記のことから次の推論がなされた。
ア Wの価格は、4つの商品の中で最も高い。
イ Yの価格は、4つの商品の中で2番目に安い。
ウ Zの価格は、4つの商品の中で2番目に安い。
必ずしも誤りとは言えない推論を選んでいるのは、次のうちどれか。
A アのみ
B イのみ
C ウのみ
D アとイ
E イとウ
F ウとア
G 全て正しい
H 全て間違っている
解説
まず、条件を整理する。
Wの価格とXの価格の合計は、
6000×2=12000(円)・・・@
Wの価格とXの価格とYの価格の合計は、
5000×3=15000(円)
よって、Yの価格は、
15000 - 12000=3000(円)
と確定する。また、WとZの価格の合計は、
8000×2=16000(円)・・・A
@とAの結果と比較すると、ZはXより、
16000 - 12000=4000(円)
高いことが分かる。また、Xの価格は1000円以上なのだから、Zの価格は5000円以上である。以上のことをまとめたのが下図である。

W、X、Zのいずれかを価格の範囲から決定すると、価格の相互関係にしたがって、全ての価格が定まる。
必ずしも誤りとは言えない推論を探すためには、その推論が成立する例を1つでも挙げればよい。推論を吟味すると、
ア : Wが価格範囲の上限である11000円であるとき、Xの値は、1000円、Yの値は、3000円、Zの値は、5000円となる。よって、4つの商品の中でWの価格が最も高い例が挙がる。したがって、必ずしも誤りとは言えない。
イ : Wが価格範囲の下限である1000円であるとき、Xの値は、11000円、Yの値は、3000円、Zの値は、15000円となる。よって、4つの商品の中でYの価格が2番目に安い例が挙がる。したがって、必ずしも誤りとは言えない。
ウ : 上記の表から、Zの価格は、Xの価格やYの価格より必ず高いことが分かる。よって、4つの商品の中でZの価格が2番目に安い例は挙がらない。よって、必ず誤り。
よって、必ずしも誤りとは言えない選択肢はアとイになり、これを満たす選択肢はDである。
