SPI試験最速解法(推奨!)
【推論】は、特別な知識がなくても、文章や図表から得られる情報を論理的に整理していくことで、答えを導くことができる。逆に考えると、【推論】の問題全てに適用できる最速解法はない。問題パターンとそれぞれの解法を記憶していくことが最善の対策となる。
例題1(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 30秒)
問題
数字の書かれたカードの束がある。このカードの束について、次のような発言があった。
Pの発言 : 7と書かれたカードがある。
Qの発言 : 3と書かれたカードがある。
Rの発言 : 3と書かれたカードか7と書かれたカードのうち、少なくとも一方がある。
P〜Rの発言は、信頼できるとは限らない。そこでいろいろな場合を想定し、以下の推論がなされた。
ア Pが正しければ、Qも必ず正しい。
イ Qが正しければ、Rも必ず正しい。
ウ Rが正しければ、Pも必ず正しい。
これらのうち、必ず正しい推論を選んでいるものを次の中から選びなさい。
A アのみ
B イのみ
C ウのみ
D アとイ
E イとウ
F ウとア
G 全て正しい
H 全て間違っている
解説
推論を吟味する。
ア : 「7と書かれたカードがある。」としても、「3と書かれたカードがある。」とは限らない。2つの事柄は関連性がない。よって、正しいとは限らない。
イ : 「3と書かれたカードがある。」ならば、「3と書かれたカードか7と書かれたカードのうち、少なくとも一方がある。」といえる。よって、必ず正しい。
ウ : 「3と書かれたカードか7と書かれたカードのうち、少なくとも一方がある。」としても、「7と書かれたカードがある。」とは限らない。前者の発言からは、「3と書かれたカードのみがある。」というパターンも考えられる。よって、正しいとは限らない。
したがって、正しいのはイのみとなり、これを満たす選択肢はBである。
解答
例題2(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 60秒)
問題
X、Y、Zの商品があり、価格について次のことが分かっている。
@) XとYの価格の平均額は、7000円である。
A) YとZの価格の平均額は、9000円である。
B) X、Y、Zのどの商品の価格も、1000円以上である。
上記のことから次の推論がなされた。
ア Yの価格は、Xの価格より必ず高い。
イ Zの価格は、Xの価格より必ず高い。
ウ Zの価格は、Yの価格より必ず高い。
必ず正しい推論を選んでいるのは、次のうちどれか。
A アのみ
B イのみ
C ウのみ
D アとイ
E イとウ
F ウとア
G 全て正しい
H 全て間違っている
解説
まず、条件を整理してみる。
Xの価格とYの価格の合計は、
7000×2=14000(円)
Yの価格とZの価格の合計は、
9000×2=18000(円)
よって、Zの価格はXの価格より、必ず4000円高い。また、Xの価格は1000円以上であるので、Zの価格は必ず5000円以上である。
推論を吟味すると、
ア : XとYの価格の関係については、“合計が14000円であること、XとYの価格が共に1000円以上であること”以外分かっていない。Xの価格が13000円、Yの価格1000円ということもありうる。よって、正しいとは限らない。
イ : XとZの価格の関係については、Zの価格はXの価格より、必ず4000円高いことが分かっている。よって、必ず正しい。
ウ : YとZの価格の関係については、“合計が18000円であること、Yの価格が1000円以上であること、Zの価格が5000円以上であること”以外は分かっていない。Yの価格が13000円、Zの価格5000円ということもありうる。よって、正しいとは限らない。
よって、必ず正しいのはイのみとなり、これを満たす選択肢はBである。
