SPIの点数はどのように評価されるのか?
“SPIの点数は、就職活動を通してどのように評価をされるのか”という質問に対し、回答します。
この質問に対し、「面接に進む学生を絞り込むために、SPIを足切りとして利用する。」というような回答がよくなされます。この回答は、誤りではないのですが、誤解を招く可能性があります。
回答
多くの企業では、SPIを足切りとして利用します。更に、その後の選考においても、SPIは評価の対象になる可能性があります。つまり、SPIの点数は、高ければ高いほど良いです。
補足説明
SPIの結果は、企業側にどのように送られるか。
リクルートマネジメントソリューションズが販売しているSPI2を例にとって説明します。
SPI2の能力検査の結果として、1〜7の7段階の評価、偏差値、総合順位などのデータが企業に届きます。1〜7の7段階の評価というのは、大まかな得点のランク付けのようなものです。7が“全体の約2%”、6が“全体の約10%”、5が“全体約23%”、4が“全体の約30%”、3が“全体約23%”、2が“全体の約10%”、1が“全体の約2%”という構成比になっており、7が最高で1が最低、4が平均です。どのランクが足切り通過ラインにされるかは、企業によって異なります。また、総合順位や偏差値で足切りを行う企業もあります。
SPIの評価に対する推測
“SPIは足切りに使われる”と、多くのWEBサイトや、SPI問題集に記載されています。これは、企業がSPIの選考過程で、実際に多くの出願者を落としていることが確認されているからです。一方、選考が面接の過程に進み、企業がその過程で学生を落とすとき、面接での評価が低かったと推測することができます。しかし、SPIの点数と面接の総合評価が低かったという可能性も十分に考えられるのです。
面接の時、面接官の手元には、履歴書とSPIの結果など、今までの選考で用いられてきたものが揃っていることが多いです。面接官はこれらのデータを見ながら、面接を進めていきます。そのとき、SPIの結果は、必ず面接官の目に留まるはずです。面接は、多くの視点から評価される可能性があります。小さなことですが、履歴書の字が上手かどうか、文章の書き方が上手かどうか、場合によっては容姿が優れているかどうかすら評価される可能性があります。SPIの点数を抜群の成績で通過した人と、足切りのラインをぎりぎりで通過した人とでは全く印象が異なるでしょう。
これは私の体験談です。私は内定を複数の会社から頂くことができましたが、採用通知の際に、私を採用した理由の1つとして、「SPIで高得点だったから」ということを教えてくださった企業がありました。また、面接のときに、「SPIの点数は良いね」と何度か言われた記憶があります。このようなことを振り返ってみても、SPIの点数は、足切り後も十分に評価される可能性があると感じています。
