SPI試験最速解法(推奨!)
PERT法は、SPI特有の問題のため、問題の初めに以下のような説明文が示される。これらのルールはどの問題でも変わらないので、予め覚えておこう。

次の図は、ある作業の手順とそれにかかる日数を示している。ある作業を始めるためには、その作業の前にある矢印の作業が全て終わらなければならない。また次の作業は、前の作業が全て終わった日の翌日から始めることが出来る。例えば、Bの作業を始めるにはAが終わらなければならない。また、Cの作業を始めるには、@とBの作業が終わらなければならない。
PERT法の最も基本的な問題は、“作業全体を終えるのに最短で何日かかるか?”というものである。このような問題では、仕事の始まりである作業から順々に見ていき、中継地点付近にその地点までの最多所要日数をメモしていく方法をとると良い。
例題(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 30秒)
問題
次の図は、ある作業の手順とそれにかかる日数を示している。但し、@〜Iまでの番号は作業の種類を識別するためのもので、この順番に作業が行われるという意味ではない。ある作業を始めるためには、その作業の前に集まる矢印の作業が全て終わらなければならない。また次の作業は、前の作業が全て終わった日の翌日から始めることが出来る。以下の問いに答えよ。

(1) Fの作業を始めるためには、どの作業が終了している必要があるか。
A @ABC
B @ABD
C @ACD
D @BCD
E ABCD
F ABCE
G ABDE
H ACDE
(2) 全工程を全てやり終えるためには、最短で何日間かかるか。
A 12日
B 13日
C 14日
D 15日
E 16日
F 17日
G 18日
H 19日
解説
(1) Fの作業を始めるには、Dの作業が終わっていなければならない。Dの作業を始めるには、@とBの作業が終わっていなければならない。Bの作業を始めるには、Aの作業が終わっていなければならない。
よって、@ABDの作業が終わっている必要がある。
(2) 下図のように中継地点までの最多所要日数を初めから順に書き込む。

“複数の作業が集結している地点、の前の○までの最多所要日数 + その作業にかかる日数”を、集結している複数の作業同士で比較して、最多のもの書き込む。
例えば、作業Hの前の13(最多所要日数)を書き込むためには、
9 + 2=11
と、
9 + 4=13
の比較が行われ、13、すなわち最多のものを書き込むのである。
答えは、16日となる。
