SPI試験最速解法(推奨!)
以下の2つの公式を用いて解く。(例題1)
@ : [定価]=[原価(仕入れ値)]×(1 + [利益率(小数)])
A : [売価]=[定価]×(1 - [割引率(小数)])
また、@Aの公式より以下の式が導ける。余力のある人は覚えておこう。
B : [原価(仕入れ値)]=[定価]÷(1 + [利益率(小数)])
C : [定価]=[売価]÷(1 - [割引率(小数)])
問題によっては、選択肢を当てはめて考えたほうが素早く解けるものもある。(例題2)
例題1(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 20秒)
問題
ある品物の原価は800円である。この品物を2割の利益を見込んで定価をつけたが、売れないので1割引で売ることにした。売価はいくらか。
A 832円
B 848円
C 864円
D 880円
E 896円
F 912円
G 928円
H 944円
解説
2割の利益率を小数の表記で表すと0.2である。公式 : @ [定価]=[原価]×(1 + [利益率(小数)])を用いて定価を求める。
800×(1 + 0.2)=960(円)
1割の割引率を小数の表記で表すと0.1である。公式 : A [売価]=[定価]×(1 - [割引率(小数)])を用いて売価を求める。
960×(1 - 0.1)=864(円)
利益率や割引率は、割、分、%を使って表されるのが一般的である。これらを小数に変換する方法を確認のために記載する。
1(割)=0.1 (1/10にする)
1(分)=0.01 (1/100にする)
1(%)=0.01 (1/100にする)
解答
例題2(SPI試験最速解法を用いたときの目標解答時間 : 25秒)
問題
ある品物に仕入れ値の2割の利益を見込んで定価をつけた。しかし、売れないので定価の2割引きで売ったところ、80円の損失があった。この品物の仕入れ値はいくらか。
A 1800円
B 2000円
C 2200円
D 2400円
E 2600円
F 2800円
G 3000円
H 3200円
解説
このような問題は、選択肢を当てはめて解く。当てはめるものは、計算しやすいものを選ぶようにする。今回は、選択肢Gの3000円を仕入れ値だと仮定して考えてみる。
この品物の仕入れ値が3000円であったとすると、定価は、
3000×(1 + 0.2)=3600(円)
売価は、
3600×(1 - 0.2)=2880(円)
よって、損失額は、
3000 - 2880=120(円)
しかし、実際の損失額は80円と、[80/120]倍なのだから、実際の仕入れ値も仮定した仕入れ値を[80/120]倍したものである。したがって、実際の仕入れ値は、
3000×(80/120)=2000(円)
別解
選択肢に計算しやすい値がないときは、品物の仕入れ値を[1]と仮定して解いても良い。
この品物の仕入れ値が[1]であったとすると、定価は、
[1]×(1 + 0.2)=[1.2]
売価は、
[1.2]×(1 - 0.2)=[0.96]
仕入れ値が[1]であるから、
損失は、[1] - [0.96]=[0.04]
と表せる。この[0.04]が80円に相当するのだから、[1]の値は、
80÷0.04=2000(円)
[0.04]が80円に相当するのだから、[1]の値は、
80÷0.04=2000(円)
この部分を難しく感じる人が多い。しかし、この部分が次のようだったらどう感じるだろう?
[2]が80円に相当するのだから、[1]の値は、
80÷2=40(円)
これは、すんなり理解できるのではないだろうか?日常の生活で、ある数字を分数で割るという機会があまりないため、難しく感じてしまっているだけなのである。この機会にこの考えにも慣れてほしい。
どちらの解答方法も、時間の差はほとんどない。前者の解法は、仮定した選択肢と答えの選択肢が一致し、すぐに解答にたどり着ける可能性がある一方、後者の解法は、計算が楽になるメリットがある。
