SPIの本当の合格ライン!
- 足切りが9割以上ということは有り得ません。まずは安心して下さい!(そもそも企業は得点比率を知ることはできません。)
- 履歴書との総合点になるので、人毎に変わる場合も多い!
- 【重要】実感として7割は欲しい!9割以上を目指して、面接試験以後も有利に!
▼ ここからは詳細な説明 ▼
通過ラインが9割以上ということは有り得ません
得点率が通過ラインとして掲載されている場合がありますが「ウソ」なのでご注意下さい。
そもそも、SPIは「20~80の偏差値」で提示されるので、企業は「得点比率」を知ることができません。 また、「偏差値」についても企業は公表しないので、どの程度の偏差値が通過ラインになっているかも分かりません。
ただ、採用担当者の立場を考えれば、通過ラインをどの程度に設定されているかを予想する事は十分可能です。
すると、すぐに予想できるのが通過ラインが「9割」というのは有り得ない、ということです。
どんなテストであっても9割を取る、というのは難関です。
何しろ、2、3回のケアレスミスで9割からは離れてしまいますので・・・。
もし、9割が合格ラインの企業があるとすれば、
極端な話、大学で十分な研鑽を積んでおり、職種な有用な資格を持っている人を、たかだが、2、3回のケアレスミスで1回の面接もせずに落とすということになります。
当たり前ですが、そんなことは有り得ません。
少しでも良い人を採用したいはずなのに、こんなリスクの高い選抜をするわけがないですよね。
・・・これは、考えれば誰でも納得できると思います(*´∀`*)
ですから、通過ラインが「9割」というのはウソなので、まずは安心して下さい。
通過ラインは人ごとに変わる!
SPI試験の結果が出た時には履歴書も提出済みです。
よって、良くも悪くも履歴書はチェックされてしまいます。
例えば、ある企業の通過ラインが「偏差値55」だとしましょう!
「偏差値54だけど、業務にすごく使える資格を持っている受検者」がいたとしたらどうでしょうか。
やはり1回は面接したいと考えても自然だと思うのですよね・・・。(*´∀`*)
よって、当然ながら通過ラインは人ごとに変わる可能性があります!
このあたり、高校や大学の入試と大きく違うところですよね。
通過させるかさせないかは企業が自由に決めて良いということです。
ちなみにですが、企業が通過ラインを明示できないのは、この辺りも理由の一つだと考えられます。
こんなことを公表してしまったら、色々と騒ぎ出す人がいそうですからね!・・・(ノ∀`;)
【重要】実感として7割は欲しい!9割以上を目指して、面接試験以後も有利に!
そうはいっても何割か気になる人には、まずは大ざっぱに7割を目指してほしいです。
これは試験の難易度として「6割~7割」が平均のラインになると思われることと、平均に達していれば、多くの企業では足切りされないと考えられるからです。
しかし、7割取れていれば、それ以上はどうでも良いのか、というとそんなことは決してありません。
先程、SPI試験の結果が出た時には履歴書も提出済みです、という話をしましたが、
面接試験の時には、SPIの試験結果、履歴書、全てが提出済みです。
よって、当然ながらSPIの試験結果は考慮される可能性があります。
ちなみに、SPIは足切りにだけ使われるとか言われていますが、それは「面接前に実施されて落ちる人がいるから」です。
しかし、履歴書と同様、面接以降にも重要な資料として扱われる、という認識の方が正しいですし、理に叶っています。
したがって、「抜群の成績で通った人」と「ギリギリで通った人」では、面接の合否も変わる可能性があります。
だって、「ギリギリで通った人」というのはもう少し運が悪ければ、面接を受けることすらできなかった人なのですから!
私達が採用担当者になった場合も、やはり考慮するでしょう?
例えば・・・
あと一人だけ採用したいけど、二人のうちどちらを選ぶか迷ってる。
面接の印象は同じぐらいなんだよね。
でも、SPIの結果は全然違う、一人はすごく頑張ったんだなぁ・・・。
なんてことがあれば・・・。
つまりは、そういうことなのです。
それから参考になるので、私自身の例も紹介しておこうと思います。
入社後に、研修の最終日にSPIの結果を渡され、たまたま結果を知ることができたのですが、私のSPIの得点は7段階中の7でした。
一応、偏差値70以上ということになるので、得点比率では9割5分に達していると思います。(もちろんですが、運もあったと思います。)
後から思い返してみると、多くの企業の面接で「SPIの点数がすごいね!」のようなコメントをいただきました。
就活時は全く分からなかったのですが、考えてみると面接の合否にも影響していたと思います。
このようなことからも、しっかり対策して高得点を目指す、というのを是非オススメしたいですね(*´∀`*)
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