空欄のある文の後半は「一般家庭にも導入が始まっている」となっており、前半では一般家庭に導入するメリットが述べられている。
これに注意しながら、ア～ウについて考える。

1 → ウ．低減

「コスト○○」とつなげられる語として、最も適切なのはウの「低減」。
他の選択肢では意味が通じない。

2 → イ．効率

規模に関係なく発電効率が一定であれば、一般家庭に向いていると言える。
（反対に規模が大きいほど発電効率が上がるのであれば、一般家庭には向かない）

3 → ア．振動

残った選択肢はアの「振動」である。
これを空欄に入れてみると「排気・騒音・振動が発生しない」となり、前後の意味も通じる。

空欄が埋められた本文は下記のようになる。

化石燃料の枯渇が深刻化し、再生可能エネルギーとして太陽光発電が期待されている。
近年はコスト低減が進み、規模に関係なく発電効率が一定である事や、発電時に排気・騒音・振動が発生しないことから、一般家庭にも導入が始まっている。

この問題に限らず、空欄補充（3語）は問題自体は比較的簡単である。
素早く解いて後の問題に時間を残せるかどうかが、差のつけどころである。