性格適性検査の対策方法
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面接の受け答えだと思って回答する!(*´∀`*)
(こうすれば面接での受け答えとも矛盾しません!) -
志望している職種に合わせて回答したい質問
(例)
物事を深く考えすぎる傾向がある
ロジカルシンキングが必要な職種(SE、研究職など)の場合 ⇒ 「あてはまる」がベター。 -
企業の風土に合わせて回答したい質問
(例)
思いやりがないのはよくない VS 不合理であるのはよくない
秩序重視の企業 ⇒ 「不合理であるのはよくない」がベター。
調和重視の企業 ⇒ 「思いやりがないのはよくない」がベター。
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正解が決まっている質問
(例)
イライラしても顔に表さない VS 感情が顔に出やすい
⇒ 「イライラしても顔に表さない」が良い。 -
バランスの取れた回答が望まれる質問
(例)
自分が悪いと感じることが多い / 楽観的に考えることができない / 落ち込みやすい方だ
⇒ バランスの取れた回答が良い。
▼ ここからは詳細な説明 ▼
このページでは、SPI3 テストセンターの性格適性検査を例に、対策を説明します。
構成(スピードが大切!)
下記のように、300問近くの質問を約35分で解きます。
これは、1問につき7秒というスピードなので、とても速いです。
全問回答が基本なので、この点は注意しましょう!(*´∀`*)
質問数 | 出題形式 | |
第一部 | 90問ほど(約12分) | A、Bいずれかを選ぶタイプ・・・① |
第二部 | 130問ほど(約13分) | 「あてはまる」「あてはまらない」を選ぶタイプ・・・② |
第三部 | 70問ほど(約10分) | A、Bいずれかを選ぶタイプ・・・① |
① A、Bいずれかを選ぶタイプ
<A>思いやりがないのはよくない VS <B>不合理であるのはよくない
[ 選択肢 ]
Aに近い
どちからといえばAに近い
どちからといえばBに近い
Bに近い
② 「あてはまる」「あてはまらない」を選ぶタイプ
冗談をよく言うほうだ
[ 選択肢 ]
あてはまる
どちらかといえばあてはまる
どちらかといえばあてはまらない
あてはまらない
回答方針(面接の受け答えだと思って!)
問題集によっては、性格適性検査は、全て正直に回答するのが望ましい、 と記載しているものも多いのですが、勿論そんなことはありません!
矛盾が出ないよう、面接の受け答えだと思って回答するのが一番良いです。
(面接の受け答えでも、全部が全部、正直に答える人はいませんよね?)
職種に合わせて回答したい質問
冗談をよく言うほうだ
対人の職種(営業職など)の場合 ⇒ 本当に言えるなら「あてはまる」がベター。対人で応用が効きます。
物事を深く考えすぎる傾向がある
ロジカルシンキングが必要な職種(SE、研究職など)の場合 ⇒ 「あてはまる」がベター。
⇒ 職務適応性の一覧
企業の風土に合わせて回答したい質問
思いやりがないのはよくない VS 不合理であるのはよくない
結果重視の企業 ⇒ 「不合理であるのはよくない」がベター。
調和重視の企業 ⇒ 「思いやりがないのはよくない」がベター。
伝統を大切にしたい VS 伝統にとらわれ過ぎるのはよくない
創造重視の企業 ⇒ 「伝統にとらわれ過ぎるのはよくない」がベター。
⇒ 組織適応性の一覧
正解が決まっている質問
イライラしても顔に表さない VS 感情が顔に出やすい
⇒ 「イライラしても顔に表さない」が良い。
忍耐力には自信がある
⇒ 「あてはまる」が良い。
身体を動かすのが好きなほうだ
⇒ 「あてはまる」が良い。
バランスの取れた回答が望ましい質問
自分が悪いと感じることが多い / 楽観的に考えることができない / 落ち込みやすい方だ
⇒ バランスの取れた回答
「当てはまる」が多すぎる場合、責任感があると感じられる一方、失敗したときに長期間落ち込んでしまいやすい印象を与えることがあります。
「当てはまらない」が多すぎる場合、性格が明るく、活動的であると感じられる一方、責任感がない印象を与えることがあります。
お節介ではありますが・・・
ところで・・・
本来とは離れた回答ばかりになってしまう場合は、
本当にその職種、企業があなたに合っているか、正直不安ではあります・・・
私の意見ですが、企業の選択は今までしてきたどの決断よりも重いだろうと思います。
とても大変だと思うのですが、ここだけは頑張って悩んで、納得のゆく職種を選んだ方が、幸せに近づくように思いますね・・・(*´∀`*)
上記の回答から、以下の内容が算出されて、企業に提示されます。
性格特徴
大分類 | 小分類 | 内容 |
行動的側面 | 社会的内向性 | 社交的か |
内省性 | 物事を深く考えるか | |
身体活動性 | 身体を動かすことが好きか | |
持続性 | 忍耐強いか | |
慎重性 | 計画性を持って慎重に物事を進めるか | |
意欲的側面 | 達成意欲 | 目標が大きいか |
活動意欲 | 活動的か | |
情緒的側面 | 敏感性 | 周囲に敏感か |
自責性 | 責任を感じたり、悲観的になりやすいか | |
気分性 | 気分によって行動が変わりやすいか | |
独自性 | 独特の考え方をするか | |
自信性 | 自分に自信を持ちやすいか | |
高揚性 | 気分が変化しやすいか | |
社会関係的側面 | 従順性 | 他人の意見に従いやすいか |
回避性 | 対立やリスクを避けやすいか | |
批判性 | 他人の意見を批判しやすいか | |
自己尊重性 | 自分の意見を尊重しやすいか | |
懐疑思考性 | 他人を疑いやすいか |
職務適応性
職務適応性 | 内容 |
対人接触 | 人と関わる仕事 |
対人折衝 | 人と粘り強く交渉して、こちら側の要望を通す仕事 |
集団統率 | リーダーとして統率する仕事 |
協調協力 | 周囲と協力する仕事 |
サポート | 周囲をサポートする仕事 |
フットワーク | 活動的に動く必要のある仕事 |
スピーディー | 素早く行う仕事 |
予定外対応 | 突発的な出来事への対応力が必要な仕事 |
自律遂行 | 自発的に考えて行動する仕事 |
プレッシャー | プレッシャーのかかる仕事 |
着実持続 | 持続的な集中力が必要な仕事 |
前例のない課題 | 全く新しい課題に取り組む仕事 |
企画アイディア | 想像力が必要な仕事 |
問題分析 | 複雑な問題をロジカルに解決する仕事 |
組織適応性
職務適応性 | 内容 |
創造重視 | 新しい事業にチャレンジしたり、積極的に革新してゆく企業 |
秩序重視 | 各自の目標、ノルマが明確に決まっている企業 |
調和重視 | チームとしての強みを大切にする企業 |
秩序重視 | 決められたルールに従って全体を統率する企業 |