3つの空欄には同じ選択肢は使えないので、分かりやすいイとウを先に埋める。

イ → C．変化

イの語句に対する主語は「周囲の環境」なので、最も適切なのはCの「変化」。
他の選択肢では意味が通じない。

ウ → A．進化

残った選択肢はAの「進化」、Bの「絶滅」であるが、「1つの種が多くのニッチ（生態的地位）を占め」という表現に注目すると、Bの「絶滅」は不適切である。

ア → B．絶滅

残った選択肢はBの「絶滅」である。
これを空欄にいれてみると「大規模な絶滅などによって、周囲の環境が～」となり、前後の意味も通じる。

空欄が埋められた本文は下記のようになる。

大規模な絶滅などによって、周囲の環境が大きく変化すると、1つの種が多くのニッチ（生態的地位）を占め、その種が様々な進化を遂げることがある。

この問題に限らず、空欄補充（3語）は問題自体は比較的簡単である。
素早く解いて後の問題に時間を残せるかどうかが、差のつけどころである。