制限時間
- 1 : 30
問題
以下について、ア、イの情報のうち、どちらがあれば[設問]の答えが定まるか。AからEの中から正しいものを1つ選びなさい。
[設問]
サイコロ2つを同時に振ったところ、出た目の差は2であった。出た目はそれぞれいくつであったか。
- ア「2つのサイコロの積」の約数の数は4つであった。
- イ「2つのサイコロの和」の約数の数は4つであった。
▼ 選択肢をクリックすると、採点して解答を表示します。
Aアだけでわかるが、イだけではわからない |
Bイだけでわかるが、アだけではわからない |
Cアとイ両方でわかるが、片方だけではわからない |
Dアだけでも、イだけでもわかる |
Eアとイ両方あってもわからない |
提示された2つの条件のうちどちらが必要かを推論する問題は、まず片方の条件だけで成立するかを考え、成立しなければ2つの条件で成立するか考える。
「出た目の差が2であった」ことから、考えられるパターンは・・・
[1,3]、[2,4]、[3,5]、[4,6]
の4つである。
ア「2つのサイコロの積」の約数の数は4つであった。
が分かっていた場合、
[1,3]・・・積は31。約数の数は2個(30 → 1、31 → 3)。
[2,4]・・・積は23。約数の数は4個(20 → 1、21 → 2、22 → 4、23 → 8)
[3,5]・・・積は31×51。約数の数は、(1 + 1)×(1 + 1)= 4個
[4,6]・・・積は23×31。約数の数は、(3 + 1)×(1 + 1)= 8個
よって、[2,4]と[3,5]のパターンが考えられる。アだけでは1つに定まらない。
イ「2つのサイコロの和」の約数の数は4つであった。
が分かっていた場合、
[1,3]・・・和は4 = 22。約数の数は3個
[2,4]・・・和は6 = 21×31。約数の数は、(1 + 1)×(1 + 1)= 4個
[3,5]・・・和は8 = 23。約数の数は4個
[4,6]・・・和は10 = 21×51。約数の数は、(1 + 1)×(1 + 1)= 4個
よって、[2,4]と[3,5]と[4,6]のパターンが考えられる。イだけでも1つに定まらない。
アとイ両方が分かっていたとしても、[2,4]、[3,5]のパターンが考えられるため、1つに定まらない。
よって、アとイ両方あってもわからない ⇒ Eが正解。
「最適学習モード」と「手書きメモツール」搭載、超効率的SPIスマホアプリを是非ご検討下さい!
90
6
4
E
30
10
0
2
170