制限時間
- 2 : 30
問題
以下について、ア、イの情報のうち、どちらがあれば[設問]の答えが定まるか。AからEの中から正しいものを1つ選びなさい。
[設問]
ある商品の値段を通販サイトP、Q、Rで比較したところ、PはQより500円安く販売しており、3社とも6500円以上で販売していることが分かった。
PはRよりも何円安く、または高くこの商品を販売しているか。
- アいずれかの通販サイトでは6900円で販売している。
- イ平均は6800円であった。
▼ 選択肢をクリックすると、採点して解答を表示します。
Aアだけでわかるが、イだけではわからない |
Bイだけでわかるが、アだけではわからない |
Cアとイ両方でわかるが、片方だけではわからない |
Dアだけでも、イだけでもわかる |
Eアとイ両方あってもわからない |
「PはRよりも何円安く、または高くこの商品を販売しているか」という設問だが、これだと分かりにくいので、
「P、Q、Rがそれぞれ何円でこの商品を販売しているか」
が分かるか、で考えていけば良い。
「P、Rの価格差が分かっているがそれぞれがいくらかは分からない」ということは条件によってはありうるが、
今回は具体的な値段が書かれているため問題ない。
アいずれかの通販サイトでは6900円で販売している。
だけが分かっていた場合 ⇒ 特定できない。
P、Qのいずれかが6900円であれば、「PはQより500円安く販売して」いることから、P、Qの値段は分かるが、
(正確には「3社とも6500円以上」から[P,Q] = [6400,6900]のパターンはない)
Rについては「6500円以上」以外の情報がないため、特定できない。
Rが6900円だとしても、P、Qの値段の特定まではできない。
イ平均は6800円であった。
だけが分かっていた場合 ⇒ 特定できない。
方程式で考えれば、
P - Q = -500
P + Q + R = 6800 × 3
と2つの式が分かっているが、変数が3つの方程式の解を求めるためには3つの式が必要なため、1つ式が不足している状態である。
アとイの両方が分かっていた場合 ⇒ 特定できる。
Qが6900円のケースは、Pが6400円になって、「3社とも6500円以上」に反してしまうので、
Pが6900円のケース、Rが6900円のケースについて考える。
Pが6900円の場合、Qは7400円である。平均が6800なので、Rは
6800 × 3 - 6900 - 7400 = 6100円
となるが、これは「3社とも6500円以上」に反する。
Rが6900円の場合、P、Qの値段の合計は
6800 × 3 - 6900 = 13500円
これは、P + Q = 13500 と言い換えられる。
これと、P - Q = -500 より、
P = 6500円、Q = 7000円となる。これは「3社とも6500円以上」を満たしている。
よって、P、Q、Rの値段が1つに定まったため、
ア、イ両方が分かれば答えが定まる ⇒ Cが正解。
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150
6
4
C
30
10
0
2
180