制限時間
- 1 : 30
問題
リンゴとミカンとブドウを全部で9個買った。それぞれの個数について次のことが分かっている。
- ⅰ)それぞれの果物を少なくとも1個は買った
- ⅱ)リンゴの数はミカンより多い
- (1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
- アリンゴが3個であれば、ミカンは2個である
- イミカンが3個であれば、ブドウは2個である
- ウブドウが6個であれば、リンゴは2個である
▼ 選択肢をクリックすると、採点して解答を表示します。
Aアだけ |
Bイだけ |
Cウだけ |
Dアとイの両方 |
Eアとウの両方 |
Fイとウの両方 |
Gアとイとウのすべて |
H正しい推論はない |
個数の内訳を推論する問題は、想定できる個数のパターンを全て列挙する。
ⅰ)「それぞれの果物を少なくとも1個は買った」
ⅱ)「リンゴの数はミカンより多い」
より、個数の組合せパターンは以下の12通りが考えられる。
[リンゴ,ミカン,ブドウ] = [7,1,1]、[6,2,1]、[6,1,2]、[5,3,1]、[5,2,2]、[5,1,3]、[4,3,2]、[4,2,3]、[4,1,4]、[3,2,4]、[3,1,5]、[2,1,6]
組合せのパターンを列挙するときは、漏れをなくすために「列挙するルール」が必要。
この解説では、リンゴが多い順番 ⇒ ミカンが多い順番、というルールで列挙する。
では、推論ア~ウについて考えていこう。
アリンゴが3個であれば、ミカンは2個である → 正しいとは限らない。
上の12通りのうち、アの「リンゴが3個」という条件を満たすものは以下の2通りである。
[リンゴ,ミカン,ブドウ] = [3,2,4]、[3,1,5]
よって、ア「リンゴが3個であれば、ミカンは2個である」は正しいとは限らない。
イミカンが3個であれば、ブドウは2個である → 正しいとは限らない。
上の12通りのうち、イの「ミカンが3個」という条件を満たすものは以下の2通りである。
[リンゴ,ミカン,ブドウ] = [5,3,1]、[4,3,2]
よって、イ「ミカンが3個であれば、ブドウは2個である」は正しいとは限らない。
ウブドウが6個であれば、リンゴは2個である → 必ず正しい。
上の12通りのうち、ウの「ブドウが6個」という条件を満たすものは以下の1通りである。
[リンゴ,ミカン,ブドウ] = [2,1,6]
よって、ウ「ブドウが6個であれば、リンゴは2個である」は必ず正しい。
ケアレスミスを防止できるため、当サイトでは、最初に全てのパターンを列挙する解法をお薦めしている。
しかし、この問題のように、条件によって想定できる個数のパターンが多い場合は、あらかじめ全てを列挙せずに、推論ア~ウに含まれている条件を考慮して、直接解いた方が素早く解けることもある。
臨機応変に対応してほしい。
「最適学習モード」と「手書きメモツール」搭載、超効率的SPIスマホアプリを是非ご検討下さい!
90
5
4
C
30
10
0
2
50